6月議会が始まりました ~ 初日は小学校のタブレット更新について質問を
.
6月議会が7月10日までの会期で開会されました。
執行部からは、辺地に係る公共施設の総合的な整備に関する財政上の計画策定や、印鑑条例及び手数料条例の一部改正、令和8年度一般会計補正予算など10議案が提案されました。
初日の6月16日は、市長の諸般報告の後、予算の繰越明許費繰越計算書などの報告3件や、GIGAスクール構想小学校タブレット購入業務契約など2議案の審議が行われました。
GIGAスクール構想小学校タブレット購入業務契約議案に対する質疑
小学校児童用タブレット1,788台の更新契約(総額9,814万円)が審議され、私は、コストの妥当性・端末性能・現場の声・障害等のある児童への配慮・紙との使い分けなど、教育現場の実態に即した視点から質問させていただきました。
■ 契約の概要
- 契約金額: 98,143,320円
- 1台あたり: 54,890円
- 購入台数: 1,788台
- 契約方法: 高知県の共同調達(プロポーザル方式による随意契約)
- 契約相手: 四国通建・エレパ共同企業体
共同調達によるコスト削減はどの程度か?
- 【質問】
市単独で購入した場合と比べて、どれほどコスト削減ができているのか。
また、前回(令和2年度)の単価との比較も確認したい。 - 【答弁】
- 共同調達の具体的な削減額は比較できていない。
- 県の条件「1台55,000円以内」は、市単独では達成が難しい。
- 前回(R2)単価:43,637円 → 今回:54,890円
- → 物価高騰・性能向上・堅牢性アップが理由。
機種や機能について、現場の教員の意見は聞いたのか?
- 【質問】
共同調達では機種の指定が難しいと思うが、現場の先生の意見を反映したのか。スペック不足や過剰投資はないのか。 - 【答弁】
- 教員へのヒアリングは実施していない。
- ただし、これまでのChromebookに不安の声は特にない。
- 国のガイドラインの最低基準は満たしており、性能不足・過剰投資には当たらないとの判断。
OS更新期限と次回更新時期は整合しているか?
- 【質問】
OSの更新期限が先に切れてしまうと、想定より短期での端末入れ替えが強いられる。更新サイクルとの整合性を確認したい。 - 【答弁】
- OS更新は「導入から10年」。
- 端末更新は「5?7年」。
- 次回更新時期と矛盾はなく、問題なし。
今使っている旧端末はどう活用するのか?
- 【質問】
新端末導入後は、旧端末は廃棄されるのか。 - 【答弁】
- 400~500台は、予備機として活用
- 約100台は、庁内のWeb会議用に再利用を想定
- 中学校の故障対応にも回す
- → 廃棄ではなく、有効活用する方針。
障害のある児童やデジタルが苦手な児童への配慮は?
- 【質問】
タブレットは学習の幅を広げてくれる一方、
- アクセシビリティ
- デジタルが苦手な児童
- 手書き学習の効果
- 視力・姿勢など健康面
- 【答弁】
- 視力低下や情報モラルなどの課題は認識している。
- 低学年や支援が必要な児童には特に効果が見られる。
- 例:朝顔の観察を写真+音声で記録し、伝える力を伸ばす
- 今後は「効果的な使い方」を研究し、子どもにとって最適な活用方法を探っていく。
タブレット端末は、障害のある児童生徒の学びを広げる可能性を持つ一方、健康面・情報モラル・学習方法のバランスといった課題もあります。
特に重要なのは、紙とデジタルを“どちらか”ではなく、教育内容や子どもに合わせて最適に使い分けることだと思っています。
また、これからの子どもたちは「AIネイティブ世代」であり、新しい学び方に挑戦しつつ、課題を丁寧に検証していくことが求められているのだと思います。
コメント
コメントを投稿