長期的な橋梁等のコスト管理等について質問! 6月議会議案審議

6月26日の議案審議において、「長期的な財政コスト管理」と「3歳以上保育事業に関わる子育て支援計画の運用」などについて質問を行いましたので、要約してご報告いたします。


令和8年度一般会計補正予算(第2号)

◆ 議案の概要

歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,229万9,000円を追加し、総額を230億9,032万5,000円とする補正予算です。
主な歳出は…

  • 人事異動に伴う給与費等の調整
  • 民生費: 生活保護費等の増、保育所照明更新の減など
  • 土木費: 市道新道線下井工区の増、湯ノ浦橋かけかえに伴う調査設計委託料の計上など
  • 教育費: 赤岡小学校空調機更新、移動図書館車購入など

◆ 質問要約

「湯ノ浦橋や出口橋の更新・補修にあたり、長寿命化計画における『費用の縮減に関する具体的な方針(予防保全、合理的対策、機能集約・廃止)』の検討はしっかりとなされているか?」

◆ 答弁要約

方針に基づき、以下の3つの対策をしっかりと検討し取り組んでいる。

  • 予防保全の推進:5年に1回の定期点検を継続し、致命的な損傷を受ける前に適切な修繕を行う。
  • 合理的対策の検討:湯ノ浦橋の更新のように、将来の維持管理が容易になる構造・設計を採用する。
  • 機能集約・廃止の検討:本年度、赤岡町の3橋の撤去を集約し、近接する平成橋への集約化に着手する。

【意見・要望】
 行財政改革を進める中では、橋梁などのインフラ維持管理についても、短期的な修繕だけでなく長期的な財政コストを厳しく見極めていくことが大切です。
 他自治体でも財政難からインフラの維持が追いつかず、橋梁などの廃止を含めた検討が進められているところもあります。
 現場で地域の声を聞いていると、「残してほしい」などの要望も出ますが、地域の声に耳を傾けつつも、しっかりと吟味した上で長期的なコスト削減が図れるよう推進していくことが大切だと思います。


家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部改正

◆ 議案の概要

児童福祉法の改正に伴い、これまで国家戦略特区の一部地域でのみ認められていた「満3歳以上限定の小規模保育事業」が、全国の市町村で実施可能な一般制度として創設されたことに伴い、市としての基準条例等を改正するものです。

◆ 質問要約

  1. 本市において同事業への参入が見込まれる事業所はあるか。また、3歳以上の保育需要や既存施設の受入状況(必要利用定員総数)はどう把握しているか?
  2. 本事業に関し、「第3期香南市子ども・子育て支援事業計画」の変更、あるいは代用計画の策定はされているか?
  3. 国の事務連絡では「子ども・子育て会議」等の意見聴取に努めることとされているが、2月開催の会議等で説明や意見聴取はなされたのか?

◆ 答弁要約

  1. 参入見込みと需要:
    • 現在のところ検討されている事業所はない。
    • 3歳以上の児童については既存の保育所・幼稚園・こども園で受入れが可能であるため、現時点で同事業の需要はないと考えている。
    • 空き状況は毎月最新情報をHPで公開している。
  2. 事業計画の対応:
    • 現時点で計画変更や代用計画の策定は行っていない。
    • 国の通知(Q&A)により当面は現行計画の枠内に含めることで変更不要とできるため、本年度中に「子ども・子育て支援事業計画」を見直す際に、この内容を盛り込む予定である。
  3. 意見聴取について:
    • 国の事務連絡では、代用計画等の策定時に子ども・子育て会議の意見聴取に努めることとされている。会議が開催できない場合は令和8年4月1日以降の聴取も差し支えないとされているため、本年度に同会議を行う際、合わせて意見をお聞きする。

 新制度の導入にあたり、本市における実際のニーズや参入見込み、また上位計画である「子ども・子育て支援事業計画」との整合性や、市民(子ども・子育て会議)への意見聴取の手順が適切に行われているかを確認しました。

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