保険者努力支援制度の評価と今後の取組について

令和6年度香南市国民健康保険特別会計決算認定について

今回の国民健康保険特別会計決算認定では、「保険者努力支援制度」の交付金増加に関して、評価項目の現状と今後の取組について質問しました。制度の点数配分を見ると、特定健診や後発医薬品(ジェネリック)、収納率などで課題が見られる一方、予防事業などで高評価を得ている部分もあり、今後の改善と継続的な努力が重要だと感じています。

🔍 質問の要旨

  1. 特定健診や保健指導、後発医薬品使用率、収納率などの評価が伸び悩んでいるが、今後の改善策はあるか?
  2. 後発医薬品の使用割合が低く評価されているが、その背景と今後の見通しは?
  3. 予防健康づくり支援の評価項目(がん検診、歯科健診、重症化予防、インセンティブ事業)の取組状況は?

💬 答弁の要旨

  • 特定健診はAIを活用した受診勧奨や医師会との連携により、受診率が2.2%上昇(37.2%)。保健指導も県下で高水準(44.5%)。
  • 後発医薬品の評価は令和4年度実績に基づくため低かったが、令和6年度は86.1%まで上昇。令和8年度には高得点が期待される。
  • がん検診は休日検診や特定健診とのセットで受診率向上。県下でも上位。
  • 成人歯科健診は受診率約10%ながら全国的に高評価。
  • 糖尿病の重症化予防では主治医との連携や医療中断者へのアプローチを実施。慢性腎不全への移行防止にも取り組み中。
  • 健康パスポート事業では、アプリを活用した健康チャレンジ事業を展開。参加者は令和5年度の約20名から令和6年度は約270名に増加。

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