「巨大地震注意」発信時における保育等の対応や選挙投票区の統合などについて協議! ~ 議員全員協議会
8月27日に議員全員協議会が開催されました。
主な議題は下記の通りです。
- 津波注意報及び南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)における保育等の対応について
- 国民健康保険の現状について
- 新型コロナワクチン定期接種について
- ひきこもり支援プラットホームについて
- 消防フェア2024について
- ホース格納箱の撤去について
- 香南市消防団機動重機部隊について
香南市消防団機動重機部隊について
- 消防団員あるいは団員が所属する事業所等の保有する建設重機等を機動的に災害対応に活用する目的で
- 7月5日に部隊発足式を行い、現在は11人で組織
- 迅速な初動と消防のクレーン車等が入っていけないような狭い箇所での活動が期待される。
消防フェア2024について
- 市民に消防署を開放し防災知識等を深めてもらう目的で
- 10月20日(日)10時~15時に香南市消防署にて開催
- レンジャー訓練展示や消防○×クイズ、お菓子拾い、煙・放水・通信等の体験を実施
ホース格納箱の撤去について
- 市内に約200個設置されている格納庫が老朽化している
- 地域住民の初期消火に使えるが…
- 水圧のかかったホースの扱いには危険性もあり負傷の可能性もある。
- 火災時以外は消火栓水を使えないため住民は水圧をかけた訓練ができない。
- 老朽化したホース格納箱は順次撤去
- 新規設置の希望には設置補助金や消化器の補助金もあるが、
- 任意設置となるので設置後の維持管理は設置した組織・団体となる。
*?: 1年前に議会の指摘で老朽格納ボックスの塗装や表示文字の塗り直しを予算をかけて実施したはずだが、予算が無駄になるのでは!
投票区の統合について
- 過疎化・人口減少により選挙人の数が1桁の投票区もある。
- A.選挙人数の少ない投票区を隣接投票区に統合(3投票区廃止)
- ① 香我美町奈良地区(第24投票区)と舞川地区(第25投票区)東川地区の第23投票区に統合。
・統合後の名簿登録者数は142人となる。
② 夜須町羽尾地区(第33投票区)を国光地区(第31投票区)に統合。
・統合後の名簿登録者数は51人となる。
※支援措置として、旧投票区の投票所に巡回式の期日前投票所を開設する。 - B.投票施設変更に伴う投票区の統合
- ① 野市町土居地区(第7投票区)の投票所である東部老人憩いの家は本年度解体撤去予定。
② 中ノ村地区(第6投票区)の投票所である中ノ村公民館も老朽化してきているため
野市東防災コミュニティセンターを投票所とし、2つの投票区を統合する。
統合後の名簿登録者数は1,458人。 - ○ポスター掲示場数も現在の168ヵ所から165ヵ所とする。
- ・ 中ノ村地区、奈良地区、舞川地区を各1減とする
・ 巡回式の期日前投票所の設置日程など地元と協議しながら検討を進める。 - 令和4年12月に市役所内にプロジェクトチームを設置(福祉事務所、健康対策課、高齢者介護課、学校教育課、生涯学習課等)
- 地域の支援機関(社会福祉協議会、生活サポートセンター、地域活動支援センターあけぼの、当事者家族会「やいろ鳥の会」等)と連携し、地域におけるひきこもりの早期発見、当事者・家族支援等を行う目的でぷらっとホームを設置
- ひきこもりの実態把握・課題の共有、支援に関するケース検討会の開催、関係機関相互の協力関係の構築等により、各課の抱える個別課題を共通・共有し、他機関と連携して支援していく
- ○9月23日に「中央東地区ひきこもり支援フォーラム」を開催
- 5年度末現在の国保加入世帯は市全体の29%、加入者率は21%で
- 一年間で約500人の減少となっているが
65~74歳の前期高齢者が被保険者の4割を占めており高齢化が続いている。
令和3~5年度の3カ年平均では、被保険者数の減により保険給付費が1.4%減になっているが、
一人当たり保険給付費は2.4%増となっている。 - 現時点での試算では、本市の6年度国保財政は黒字になる見込みなので
本年度の国保税率(保険料)の見直しはしない予定。 - 8年度から子供子育て支援金制度の拠出金がスタートする予定だが
現時点でまだ詳細は示されていない。 - 来夏には詳細が示される予定なので
それらも含めて県統一化に向けた動向も加味し検討する。 - 5年度の秋開始ワクチン接種の最終接種率は、全体では26.4%、65歳以上で53.3%
- 6年度の定期接種対象者は、65歳以上の方、及び、60~65歳で心臓、腎臓、呼吸器等の機能障害を持つ障害者手帳1級相当の方
- 接種期間は、6年10月1日~7年1月31日(県下統一)
- 市内の接種可能医療機関は、おひさまこどもクリニック、三谷医院、鈴木内科、赤岡医院、山北内科リハビリクリニック、もえぎクリニック、野市中央病院、藤川クリニックの8カ所
- 予約方法は、実施医療機関へ直接電話予約
- 接種費用(自己負担額)は3,300円(県下統一)
- 生保受給者は無料だが、インフルエンザと同様、事前に「自己負担金免除証明書」の申請が必要。 ←*健康対策課や各支所
- 広報については、通常定期接種B類であるインフルエンザについては、個別の案内はしていないが、昨年度まで特例臨時接種であったコロナワクチンについては、今年度のみ個別通知を実施する他、9月から広報やホームページでも啓発
- 対象者以外の接種は全額自己負担となる。(15000円程度)
- 工事に際し当該土地(2筆1,016㎡を1,709,941円で市が先行取得し
工事完了後に729.76㎡(側溝、コンクリート擁壁、ストーンガード、法面等)を県に無症状と - 赤岡保育所
- 赤岡小学校に避難したがキーボックスが開かず(震度5以上で開場される仕様)体育館に入れず、
小学校に職員がいたため連絡をとり校舎内(2階の教室)に避難。
(避難者数45人(園児21人、職員24人) - 課題として「暑さが厳しかった。」「学校閉庁日でも鍵の解錠ができるよう調整が必要」などがあった。
- 赤岡小学校に避難したがキーボックスが開かず(震度5以上で開場される仕様)体育館に入れず、
- 吉川みどり保育所
- Y3避難タワーに避難。
(避難者数41人(園児27人、職員13人、保護者1人)) - 課題: ・タワーに日陰がなく暑い中30分程度で待機することになった。
- Y3避難タワーに避難。
- 香我美幼稚園
- 香我美小学校の外階段を上がり2階の踊り場へ避難後、
小学校が教室を解放してくれたため、2階の教室で待機。
(避難者数34人(園児28人、職員6人)) - 赤岡小学校 若杉児童クラブ
- 城山高校に避難したが、暑いので応接氏を解放してくれた。
(避難者数15人(児童10人、支援員5人)) - 〇指定避難場所へ安全に避難できるのか。
- 避難路の状況により避難カーを使うことができない。
- 避難カーが重く、避難先までの上り坂を避難することに時間がかかる。
- 職員が負傷した場合、子どもをかかえたり、走ったりしての避難が難しくなり、避難行動の時間が足りない(人手が足りなくなる)。
- 〇避難場所での子ども達の体調管理が難しい。
- 熱中症対策には限界がある。
- 雨等により体が濡れた場合や寒いときの体温の管理等ができない。
- 恐怖や不安のある中、多くの人と共有しなければならない場所で落ち着いて過ごすことが難しい。
- 赤岡保育所 → 佐古保育所の空き教室で開所(利用人数: 13~15人)
- 吉川みどり保育所 → 野市東保育所で開所(利用人数: 13~18人)
- 課題
- 給食の提供はいつも通りできた。
- 支援が必要な子どもはいつも関わっている職員が対応したが、泣いたり、午睡ができない、落ち着かないなどの姿が見えた。
- 外国籍の保護者への情報伝達(手紙の内容理解など)に課題もあった。
- 台風時の対応方法は保護者に事前連絡できていたが、巨大地震臨時情報の意味や内容が十分に伝わらず、事前の情報提供と伝える内容の検討が必要。
- 対応方法を早急に決定し、保護者に通知を行う。
- 開所予定先:赤岡保育所 → 野市幼稚園、吉川みどり保育所 → 野市東保育所・野市東幼稚園
- ※給食の提供方法等について検討中
- 7年度以降の受け入れについて
- 吉川・赤岡保育所では、想定通りの避難ができるか、子供の安全確保、保護者への受け渡しの不安等が大きかった。
- 避難訓練等はしてきたが実際の課題が多く判明し、計画見直しの必要性が浮上。
- 吉川・赤岡保育所の園児の5割は赤岡・吉川地域外から受け入れており、学校等規模適正化の保育所・幼稚園のあり方が決まるまでの間の一時的な対応として、子ども達の命を確実に守ることを優先に、赤岡保育所と吉川みどり保育所の開所場所の変更を検討。
- 他の公立施設での受け入れ枠変更等により受け入れ枠の確保を図る。
*?: 投票所が遠くなると高齢者を中心に投票率の低下が想定されるので、移動投票所など何らかの対策も検討してもらいたい!
ひきこもり支援プラットホームについて
国民健康保険の現状について
新型コロナワクチン定期接種について
佐古小学校急傾斜地崩壊対策事業用地の高知県への無償譲与について
*! 今後の管理は県が行うというが、しっかりと管理していただけるよう十分な事前協議が必要と思われる!
また、上段の森林は民有地なので、二次災害防止についても所有者と協議をしていくことを求める!
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