10月4日「視覚障害理解と初めてのガイド」講話を行いました!
10月4日、塩見記念青少年プラザのご依頼で「視覚障害理解と初めてのガイド」というテーマで講話をさせていただきました。
自身の経験をもとに、視覚障害のある方がマラソンや登山などの趣味を楽しむために必要な「適切なサポート」や、視覚障害の概要と社会とのつながりの希薄化の問題、白杖と盲導犬の違い(歩き方や頭の中の地図の作り方など)、それぞれに合った支援の工夫などについてお話ししました。
また、趣味を楽しめることの喜びなどを具体的に紹介しながら、「誘導や援助の技術は語学と同じく、“使う場”があってこそ身につくもの」だということを伝え、最後に参加者の皆さんには、「技術を身につけてから障害のある人とつながる」のではなく、「自分の趣味や得意なこと、できることを通じて、もっと気軽に関わってみてほしい。そして、経験の中でアップデートしていってほしい」というメッセージをお伝えしました。
講話後には、視覚障害者誘導の体験も実施。時間が限られていたため少し慌ただしくなってしまいましたが、全員の方に、声かけの仕方、歩行時の注意点、ドアや狭い場所の通過、椅子への誘導などを体験していただくことができました。
ちょっと詰め込みすぎて皆さんにちゃんとつたえられたか不安でしたが、「視覚障害の方の生の声や、誘導方法、相手の立場に立った説明の仕方を学べたことが特に有益だった」「体験は繰り返すことが大切」「とても勉強になった」といった感想をいただき、少しほっとしました。
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