社会保険の適用拡大や選定療養制度による影響は? ~ 国民健康保険特別会計
議案第20号 令和6年度香南市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
今回の補正予算審議では、国民健康保険税の増額や医薬品使用状況の変化について、市民の皆さんに関係するポイントを確認しました。
国民健康保険税の増額について
- 質問①:昨年10月からの社会保険の適用拡大による被保険者数や税収への影響は?
- 答弁の要旨:団塊世代の後期高齢者医療保険への移行などで国保加入者は減少傾向にあるが、社保適用拡大による資格喪失者の増加は顕著ではなく、税収増は7月の賦課による調定額の増加が主因とのこと。
- 受け止め:新聞報道では大きな影響があるように見えたが、現時点では香南市では限定的な影響にとどまっているようで安心した。
ジェネリック医薬品の使用状況について
- 質問②:昨年10月から始まった選定療養制度によって、ジェネリック医薬品の使用率はどの程度低下したか?医療費抑制への効果は。
- 答弁の要旨:香南市では制度導入前は78~79%だったジェネリックの数量シェアが、導入月の10月には84.75%に上昇。
県内全体でも同様の傾向があり、制度の効果があったと考えられる。
今後も継続して確認していくとのこと。 - 受け止め:ジェネリックの使用促進は医療費の抑制に寄与する可能性があるため、今後も注視していきたいと思います。
市民の皆さんにとって身近な保険制度の変化が、どのように予算に反映されているかを確認することも、議員の役割でもあります。今後も制度の動向を見守っていきたいと思います。
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