ホームページにも掲載し市民も見るものなので条例はわかりやすくすべきでは
○香南市立認定こども園設置条例について
◯林道夫議員
今回新たに設置するということで認定こども園の条例が提案されている。第3条の「実施する事業」で、法2条の12項に挙げられているものの中から、市長が必要と認めるものという書き方をしており、その法律の条文を参照しても、これは相談支援事業だな、これは地域支援事業のことだなというように文章でずらずら書かれていて、それを参照しても本市の市長がどれを必要として認めたのか、条例を見ても、どの事業をするのかが分かりにくい表現になっている。
最近は条例等はホームページ等にも掲載されるようになっており、市民や保護者等も参照するものになっている。他の自治体では、相談支援事業や子育て支援事業等の具体的な事業名を挙げている条例もある。これからはできるだけ市民に寄り添って分かりやすいようにすることも必要かと思うがどうか。
また、こども園に限らず保育所や幼稚園条例等も、条例は骨組みだけで、中身については規則の方にずらずらと書かれているようになっている。規則に関しては変更等に際し議会の議決や承認等は必要ないこともあるが、先ほどの観点から言っても、なるべく条例を見るだけでもその事業がだいたい分かるような形に改善できないものか。
◯こども課長
本市では、保育所で実施をしている一時預かり事業と幼稚園で実施している預かり保育の2つを記載しており、内容についてはそれぞれ要綱により定めている。
基本的には現在の保育所と幼稚園で行っていることと同じ内容となっており、7月の教育委員会の定例会において教育委員からも意見をもらい検討しているところだ。
また、条例と規則との在り方については、こども課に限らず、市全体の在り方にもなるので、担当部署と協議をしていきたい。
ホームページへの掲載については、ホームページでは条例だけでなく規則も閲覧できるようになっているが、より分かりやすく伝えることも必要だと思うので、どのような施設であるのかということが分かるように知らせていきたい。
◯林道夫議員
課長が言うように、こども課だけの話ではなく、全体的な条例の在り方の話になる。特に今回説明してもらった規則等は、それほど頻繁に変更するような内容でもないので、これらを規則にして議会に示さずに変更できるような状況にしているのがどうなのかということもある。それらも含めて検討してもらいたい。
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