指定管理料の算出根拠と今後のマリンスポーツ振興事業の実施体制は
○香南市マリンスポーツ施設の指定管理者の指定について
○林道夫議員
本施設については、令和5年9月と10月に募集を行ったが応募がなく、指定管理料や委託内容を見直し再募集を行い、今回の候補者選定になった。
指定管理料については人件費の算定方法の見直しと光熱水費の見直しを行っているが、この人件費・光熱水費等の算出基準は、他の指定管理施設と同様の基準か。
◯生涯学習課長
指定管理料の人件費の算出基準は、指定管理者選定委員会内の協議により、他の施設と同様に、当施設を市直営で管理した場合の人件費を算出し、見直しを行っている。合わせて、積算基準は他の指定管理施設と同様の基準となっている。
電気料については、指定管理の選定委員会内の一定の基準に基づき試算をしている。
水道料、ガス代については、直近3か年の決算額を参考に試算をしている。
○林道夫議員
今回から振興事業委託料を明確に区分して委託するようになったが、今後の振興事業の実施体制と、市の関わり方は。
また、本施設については、3年後の指定管理更新時もこの形での公募をしていく考えか。
◯生涯学習課長
マリンスポーツ振興事業委託業務は、現段階では委託先はまだ決定していないが、これまで同様に団体への委託による実施の方向で実施可能と思われる団体への打診を行っているところである。
また、市の関わり方は、委託が行われた場合は、団体に振興事業として海やマリンスポーツに親しめる環境づくりに取り組んでもらい、現在と同じく、委託団体と協議を重ね、市と共に事業を実施していきたいと考えている。
当施設の指定管理期間は令和6年から3か年の間であり、今回の補正予算で債務負担を行い、令和8年度までの指定管理の予算について審議をしてもらっている。それ以降の指定管理については、ここで明確に答えられないが、今回の募集から非公募から公募へ変更した。結果的に1団体からの応募となったが、今後はもっと広くに業務内容を示し、募集を行っていきたいと考えている。
また、当初の募集のように、指定管理料に振興事業委託料を含めた形での募集を行うのかは、その時代に合ったマリンスポーツ振興事業を検証する必要があるが、現段階では振興事業委託料を含めた形で募集を行いたいと考えている。
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