網膜色素変性症医療講演&交流会をオンライン開催しました!

 本日は高知県網膜色素変性症協会の医療講演会&交流会でした。
 当初8月に開催予定でしたが、新型コロナ第5波により延期となり、日程を模索してましたが、秋頃から県内の感染者数も落ち着いてきたので、日程を1月22日に定めて仕切り直し。
…っなのに、年明けから高知県でも一気に感染者が増加し、開催日が迫る中、県の警戒レベルも徐々にアップ。参集方式 → ハイブリッド → スタッフのみ参集してオンライン → スタッフも参集人数制限とけっこうバタバタ。 (..;)
 それでもルミエールサロンの金平さんや難病相談支援センターの方々にサポートいただき、講師の堤先生にも負担をおかけしながらどうにかオンラインで開催することができました。

 第1部は、ごめん林眼科の堤 理子先生に「障害福祉サービスを利用するときの診断書について」というテーマで、高知県ロービジョン勉強会のことや日々の診療の紹介、各種意見書や同意書の項目と補装具や年金等の適応関係についてお話しいただきました。
 1月から改定になった障害者年金の判定基準に関する質問に対しても、とても丁寧に謙虚にお答えいただき、先生の人柄が表れていました。
 このような先生方がロービジョン勉強会で医療だけでなく福祉や教育、就労や一般企業などとネットワークを広げていってくださっていることも知れて、とても嬉しく思いました。

 第2部は、株式会社システムギアビジョンの藤本さんに兵庫からオンラインで最新の拡大読書記について説明いただきました。
 いずれの機種も外出時にも持ち出せて操作も簡単そうで、活用範囲が広がりロービジョンの人たちの生活が改善される気がしました。

 第3部では、視覚障害者向け機器展示室「ルミエールサロン」の金平さんより、「ウチピカ」というWi-Fiがなくても家の中の家電リモコンのオン・オフを音声で操作できるおもちゃを紹介いただきました。
 Amazonなどでは 1,800円くらいで買えるみたいですね。

 第4部の交流会では、時間がなくなってしまい、参加者の簡単な自己紹介だけになってしまいましたが、withコロナのプラスの側面として少しずつZoomなどを使える視覚障害の方も増えて来て、視覚障害の障壁の一つである移動の障壁を気にせず皆さんがオンラインで集い、学習や交流ができるようになってきたことを嬉しく思いました。

 本会の今年度の事業はほぼ終わりになりますが、来年度もオンラインも併用しながら患者さんやご家族の生活の質の向上を目指して事業計画を立てていきたいと思っています。
 本会の行事は、会員以外の方でもご参加いただけますので、みなさんお気軽にお問い合わせしてみてくださいね!

同じ悩みを抱える仲間と話をしているうちに、少しずつ心が軽くなっていくというようなこともあります。
思い切って一歩を踏み出してみませんか!?


高知県網膜色素変性症協会

コメント

このブログの人気の投稿

5期目を目指し頑張ります! #選挙

機構改革に併せて市民の声を聞きながら今後の支所等のあり方についても検討すべきでは!? #地域支援

成人年齢引き下げ後にトラブルに巻き込まれないような自覚と責任の醸成を! #成人式