医療機関送迎サービスの対象者拡大は浸透しているか? #介護保険
○令和元年度香南市一般会計決算認定について
◯林道夫委員
老人福祉費の医療機関送迎サービス事業は、元年度から対象者を要介護1まで拡大したが、利用状況を介護度別や、市内と市外の送迎等で分析をしているか。
◯高齢者介護課長
令和元年度は新規の利用者が9人いたが、そのうち新たに加えた要介護1は3人だった。そのほかの介護度については、要介護2が2人、要介護3が2人、要介護4が1人、要介護5が1人だった。
令和元年度末現在で、全体で17人の利用者がおり、香南市内の病院の利用車が9人、南国市、香美市の病院が5人、高知市の病院が3人となっている。
◯林道夫委員
3人というのはやや少ない気がするが、周知・広報等はケアマネ等を通じてやっているのか。
◯高齢者介護課長
令和元年度から要介護1まで拡大したことは、令和元年の6月広報に掲載し、毎月開催するケアマネ連絡会でも周知しており、ケアマネのついている方には知っていただいていると考えている。
要介護1は介護度別に見ても、一番認定者数の多いところなので、令和元年の当初予算の見積りとしては多く見積っていたが、病院に入院したり、ご家族に身を寄せて対象外になる等、全体的に利用者数が伸びなかった。
介護認定を受けても、住宅改修だけしてサービスを受けてない方、あるいはケアマネがついてない方もいるかも知れず、今年度から、要介護認定の新規・更新の方に、被保険者証を送付する際に、医療送迎サービス事業や在宅介護手当、介護用品の支給、シルバーカー歩行器の給付をしている日常生活用具給付事業等の高齢者福祉サービスを紹介するチラシを一緒に入れて周知を図るようにしている。
◯林道夫委員
実際の利用者の反応で、月1回という回数をもっと増やしてほしいなどの声はあるか。
◯高齢者介護課長
この事業は往復での病院受診の補助ということだが、高知市内で5,000円では往復を全て賄うものではないので、帰りにどこかに寄って帰りたいという意見は少し出ている。
使い勝手については、先日の人生支援計画高齢期部会でも、少し委員からも、ケアマネからの紹介の仕方等も十分ではないのではないかという意見もあり、ケアマネ連絡会等でも聞いていきたい。
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