持続可能な利用への取組や水文化の継承等を計画に含めることが必要では? #地下水保全

○香南市地下水保全条例について


◯林道夫議員

 環境省のホームページを見ると水源保全ガイドラインや水循環基本法等が示されているが、今回の条例化に当たっては、これらを参照したか。

 地下水保全という大きなタイトルがついていると、総合的な条例という印象を強く与えるが、条文等を見ると管理的な要素に特化している印象だ。

 今後、管理的な部分だけでなく、保全計画の作成や水文化の継承、教育的な部分、持続的な活用等についてもこの条例に盛り込んでいく考えはあるか。

◯環境対策課長

 水循環基本法第3条には、基本理念として、水が国民共有の貴重な財産であり、公共性の高いものであること、将来にわたって享受されなければならないことなどが示されており、これらを踏まえた保全管理のための方策が地下水保全ガイドラインにまとめられている。

 条例作成に当たっては、こういった国のガイドラインや地下水保全条例を制定している自治体の内容を参考にして策定をした。

 市民のかけがえのない財産である恵み豊かな環境を次世代に引き継ぐには、私たち一人一人の環境に対する意識を変え、自然と共生できる社会を実現し、今日の環境問題に的確に対応するため、香南市環境基本計画を平成31年3月に策定している。

 本計画の第5章、環境の保全及び創造に関する施策と取組の水資源の有効活用に基づき、林議員が提案する地下水の保全管理と持続可能な利用を図るための取組や水文化の継承などを取り入れた、一体的な地下水保全計画の取組も必要と考えている。

◯林道夫議員

 総合的な地下水の保全に今後取り組むということだが、推進計画は、環境基本計画の中に取り込む形になるのか、新たに計画を作るのか。

◯環境対策課長

 環境基本計画の中にも題目としてはあるが、具体的な内用を書き込んだものはないので、新たに今後作成する段取りをしていきたい。

 

コメント

このブログの人気の投稿

5期目を目指し頑張ります! #選挙

機構改革に併せて市民の声を聞きながら今後の支所等のあり方についても検討すべきでは!? #地域支援

成人年齢引き下げ後にトラブルに巻き込まれないような自覚と責任の醸成を! #成人式