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12月議会に向けた議会運営委員会が開催されました!

本日は12月議会(第119回香南市議会定例会)に向けての議会運営委員会が開催されました。 付議される事件は、報告案件2件(事故による損害賠償)、行政財産の目的外使用に関する使用料条例や農地及び農業用施設整備事業分担金徴収条例、駐車場の設置及び管理に関する条例の一部変更・新設など条例案件10件、一般会計及び5特別会計補正予算などの予定です。 議案第83号については、特別職報酬等審議会への諮問プロセスに疑義があることから、26日の全員協議会で協議を行い、今議会に上程するかも含め検討することとなりました。 なお、12月議会の日程は、12月2日(火)開会、23日(火)閉会で、一般質問は9日から12日まで、委員会審査は15・16日の予定です。

香南市国民健康保険運営協議会が開催されました

がん患者の外見ケア支援「アピアランスケア事業」の普及状況は!?

令和6年度一般会計決算認定【衛生費】 一般会計決算認定の衛生費の項目では、令和6年度から始まった「アピアランスケア支援事業」について、実際にどれくらいの方が利用されているのか、また補助の対象となる品目について質問しました。がん治療に伴う外見の変化は、患者さんの心理的負担にもつながるため、支援の実効性を確認することが重要だと考えています。 🔍 質問の要旨 令和6年度のアピアランスケア支援事業の利用件数は? 補助対象はウィッグだけなのか、それ以外の補整用具も含まれるのか? 市民への周知はどのように行っているのか? 💬 答弁の要旨 令和6年度の実績は、ウィッグ申請が13件、乳房補整具が1件。 対象品目はウィッグだけでなく、乳房補整具も含まれている。 事業開始にあたり、がん相談センターのある6か所の医療機関を訪問し、医師会にも説明を行った。 ホームページ、広報誌、補助金ハンドブックなどを通じて、今後も継続的に啓発を行っていく予定。 🗣️ 私の考え アピアランスケア支援は、がん患者の尊厳と生活の質を守るための大切な取り組みです。利用件数はまだ少ないですが、医療機関や医師会との連携、広報の工夫によって、より多くの方に届く支援となるよう期待しています。

医療費助成制度の運用と病児保育の実態は!?

令和6年度一般会計決算認定【民生費】 令和6年度一般会計決算審査の民生費の項では、母子福祉費の医療費助成事業や病児保育事業について、制度の運用実態や数字の整合性に関する質疑を行いました。市民の皆さんにとって身近な制度だからこそ、丁寧な確認が必要だと感じています。 【質問】 県補助のある医療費助成制度(乳幼児・心身障害者・独り親家庭)で、誤って市単独の助成が優先されてしまうケースはあるのか? 医療機関の窓口での確認ミスは起こり得るのか? 【答弁】 助成制度は同じ係で管理されており、申請や更新のタイミングで県補助が有利になるよう切り替えを行っている。 誤って市の財源が使われるケースはない。 医療機関では公費番号が同じため請求ミスが起こる可能性はあるが、資格喪失時などは返戻処理を行っている。 【質問】 病児保育事業で、野市東保育所の利用件数が極端に少ない理由は? 看護師と保育士の対応で、保育現場における違いはあるのか? 【答弁】 野市東保育所では令和5年度途中から看護師が兼務となり、令和6年度は常駐がなく、看護師による処置件数が減少したため利用件数が少なくなった。 保育士と看護師の対応に大きな差はないが、看護師は保護者への医療的な説明や指導を行う点で専門性が活かされている。 【質問】 乳幼児医療費助成の対象年齢拡大に伴う支出増加の要因は? 数字の整合性は取れているか? 【答弁】 令和5年度の決算資料に対象者数の誤りがあり、実際の増加は736人。 支出増加は年齢引上げによる新規対象者の増加と、感染症流行による医療費増が要因と分析されている。

ひきこもり支援プラットフォームの会議開催状況は!?

令和6年度一般会計決算認定【民生費】 決算審査特別委員会の民生費の項では、中央東地区で開催されたひきこもり支援フォーラムの成果として新規相談者が増加したことを受けて、支援体制の裏付けとなる「ひきこもり支援プラットフォーム」の運用状況について質問しました。 🔍 質問の要旨 ひきこもり支援プラットフォームに基づく会議(要綱第4条・第5条)の開催状況はどうなっているか? 具体的な会議の回数や内容について教えてほしい。 💬 答弁の要旨 要綱には明記されていないが、実際には「対策部会」と「作業部会」の2種類の会議を開催している。 対策部会では、所属長と担当者が参加し、各課の連携や支援方針などを話し合っている。 作業部会では、担当者同士が集まり、より具体的な支援体制や実務的な課題について協議している。 令和6年度は、対策部会が3回、作業部会が2回開催された。

小中学校GIGAネットワークのセキュリティ管理は!?

令和6年度一般会計決算認定(教育費) 決算審査特別委員会の教育費の項目では、「事務局費」の小中学校のGIGAネットワーク強化事業について、情報通信の安全性と監視体制に関して質問しました。 🔍 質問の要旨 この事業では、ネットワークの性能監視とセキュリティ監視の両方を行っているのか? これまでにセキュリティ上の脅威があったか? 児童生徒や教員が外部ネットに接続した際、OS側で不正サイトなどを防げているのか? 全国的に見られるような、生徒による学校サイト改ざんなどへの対応はどうなっているか? 💬 答弁の要旨 ネットワーク機器により、通信状況や障害箇所の監視が可能になり、迅速な対応ができるようになった。 端末(Chromebook)は高いセキュリティを備えており、サンドボックス方式で不正プログラムを検知・削除している。 実行ファイルや外部記憶媒体の使用禁止、OSやブラウザの自動更新なども実施しており、一定の安全性が確保されている。 外部サイトへの接続時も、OS側のフィルターで不正サイトの閲覧を防止している。 生徒による不正アクセスなどはOSレベルのセキュリティで対応しており、県とも連携して予防策を講じている。

保険者努力支援制度の評価と今後の取組について

令和6年度香南市国民健康保険特別会計決算認定について 今回の国民健康保険特別会計決算認定では、「保険者努力支援制度」の交付金増加に関して、評価項目の現状と今後の取組について質問しました。制度の点数配分を見ると、特定健診や後発医薬品(ジェネリック)、収納率などで課題が見られる一方、予防事業などで高評価を得ている部分もあり、今後の改善と継続的な努力が重要だと感じています。 🔍 質問の要旨 特定健診や保健指導、後発医薬品使用率、収納率などの評価が伸び悩んでいるが、今後の改善策はあるか? 後発医薬品の使用割合が低く評価されているが、その背景と今後の見通しは? 予防健康づくり支援の評価項目(がん検診、歯科健診、重症化予防、インセンティブ事業)の取組状況は? 💬 答弁の要旨 特定健診はAIを活用した受診勧奨や医師会との連携により、受診率が2.2%上昇(37.2%)。保健指導も県下で高水準(44.5%)。 後発医薬品の評価は令和4年度実績に基づくため低かったが、令和6年度は86.1%まで上昇。令和8年度には高得点が期待される。 がん検診は休日検診や特定健診とのセットで受診率向上。県下でも上位。 成人歯科健診は受診率約10%ながら全国的に高評価。 糖尿病の重症化予防では主治医との連携や医療中断者へのアプローチを実施。慢性腎不全への移行防止にも取り組み中。 健康パスポート事業では、アプリを活用した健康チャレンジ事業を展開。参加者は令和5年度の約20名から令和6年度は約270名に増加。